外注を受けたらいいのにと言われて考えたこと

自分で組み立てる楽しさもある

自分で組み立てる楽しさもある

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

先日、前事務所の方と飲みにいった際に、外注でお仕事受けたりしないんですか?と聞かれました。

外注では今のところ仕事を受けていない(というか依頼がない(笑))のですが、外注で仕事を受けていない理由などを掘り下げてみます。

[alert title=”注意”]外注で仕事を受けることをとやかく言うつもりはありませんのでその点ご承知おきください。[/alert]

目次

外注で仕事を受けるとは

税理士事務所に勤務していて退職し独立をすると、いわゆるのれん分けがある場合もあればない場合もあります。

 

のれん分けの場合にはお客さんをそのまま引っ張っていって、新たに自分と契約を結んでもらう形になります。

一方で外注となると、仕事の受け皿としてはまず自分以外の税理士事務所や税理士法人が受けて、申告書の作成などを下請けするイメージです。

 

車の製造でいうと、受注はトヨタで受けますが部品はこちらで作る、またはベルトコンベヤーの一部分を担う、そんな感じです。

 

外注でお仕事を前の勤め先などからもらっている方もいらっしゃると思います。メリットやデメリットはあるでしょうか。

 

メリット

自分で営業して仕事を取る必要がない、というのは大きなメリットです。仕事を取ってくるのはいわゆる元請け、川上の部分の役割なわけです。

 

待っていても仕事が来る可能性は非常に高まります。

独立してゼロベースだと何もないですから。ほんとに何もないですから(笑)仕事があるというのは精神衛生上は安心かもしれません。

 

それは仕事がないという不安が和らぐという意味と収入があるという意味で、です。

デメリット

デメリットはある日突然仕事がなくなる可能性があるということです。

ずーっと仕事をもらっていて、向こうの事情で仕事を振ってもらえなくなる可能性は十分あります。

下請けいじめも可能性としては考えられます。(イヤなお客さんが回ってくるなど(笑))

 

あとはパワーバランスとして報酬の取り分の話があるでしょう。そういう交渉をボスとしなければいけません。

場合によってはその元請けの事務所に定期的に行くハメになるかも。

 

[list class=”li-check”]

  • セミナーのお知らせ
  • セミナー一覧はこちら
  • 近日開催予定セミナー
  • 10/22(火) 相続実務セミナー@名古屋(定員6残席1
  • 11/2(土) 相続実務セミナー@沖縄(定員6満員御礼です!
  • 11/6(水) WordPressスタートアップセミナー(予定)
  • 11/16(土) 相続実務セミナー(定員5残席3
  • 11/23(土) 酒税セミナー@関西(定員9残席4
  • セミナーに参加していただいたお客様の声

[/list]

いま外注で仕事を受けていない理由

メリット、デメリットありますが、ぼくはいまのところ外注で仕事はもらっていません。というかそういうお話がないのでまぁいいかと思っています。

 

ではもし仮に依頼があったらどうするか。

その時の状況にもよると思うのですが、仮にいまであればお受けしない可能性のほうが高いかなと。

 

仕事量のキャパシティー的な問題はなくて、申告書もバンバン作ろうと思えば作れるでしょう。

これはぼくの意地かもしれませんが、イチから仕事を取る、作る、組み立てる楽しさっていうのもあります。

 

外注での仕事ももちろんいいとは思いますが、完全に仕事が自分のコントロール下にあるかというとそうではないですよね。

 

外注で仕事を受けると楽だと思うかもしれませんが、それはそれで大変な面もあるでしょう。ぼくにとっては報酬の取り分の交渉なんかは相当にストレスに感じそうです(笑)

むこうの仕事の仕方に合わせる必要もあるでしょうし、仕様や業務の進め方も事細かにイチイチ言われたらイヤだなぁと想像します。(というかそういうのがイヤだから辞めたという側面も無きにしも非ずです)

 

どうせ独立したんだからとりあえず一から仕事してみるか、という気持ちのほうが強くて、今も多少なりとも不安はありますがそれでも何とか生きてます。

 

充実感という意味ではイチから仕事をしていることを選択している身としてはかなり大きく感じています。仮に同じ金額の給料と報酬なら、報酬のほうが嬉しいです。

おカネに色はつかないとはいいますし、いただいた報酬をどう使うかはもちろん自由ですが、使い方も変わってくるかなと。

 

またこちらでお客さんを選べないリスクもあります。個人的なハナシですが、少しややこしい相続の案件などを結構担当していましたので、そういう案件が増える可能性もあるわけです。

 

独立すると仕事を取ることももちろん大変な面がありますが、仕事を選べるというのも独立したならではです。

全部が全部、外注のお仕事だと何のための独立かは分かりませんが、バランスを取って受注するというのもアリかなとは思います。えぇ依頼があればということではありますが(笑)

[list class=”li-check”]

  • セミナーのお知らせ
  • セミナー一覧はこちら
  • 近日開催予定セミナー
  • 10/22(火) 相続実務セミナー@名古屋(定員6残席1
  • 11/2(土) 相続実務セミナー@沖縄(定員6満員御礼です!
  • 11/6(水) WordPressスタートアップセミナー(予定)
  • 11/16(土) 相続実務セミナー(定員5残席3
  • 11/23(土) 酒税セミナー@関西(定員9残席4
  • セミナーに参加していただいたお客様の声

[/list]

まとめ

どっちが頼むということもパワーバランスとして大きく影響すると個人的には考えています。こういうこと書いてるからきっとこないんでしょうね(笑)

以前の勤め先と良好な関係を築けているのであれば、外注はアリでしょう。いつまで続けるかを考えつつ、という感じでしょうけれど。

昨日の一日一新

カルディの沖縄シークワーサーチューハイ

コーヒー豆10%オフだったみたいでメチャクチャ混んでました。大量にコーヒーを買う方もチラホラ。

カフェインとか気にならんのかなと勝手にちょっと心配

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

目次