体験の密度は本<セミナー。

スタンプカード

スタンプカード

※昨日のトークイベントでもらったスタンプカード。ラジオ体操のスタンプカード風。

おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

独立して以後、本を多く読むようになりました。時間が確保できているからともいえますが、専門書を含めると大体月に7~8冊ぐらいのペースです。まだまだ少ないですが。

本を読むことは知識を仕入れること、仕事につながる(かもしれない)疑似体験をすることでもありますが、本を読む以上に体験の密度を濃くできるのが、ひとの話を聞きに行く=セミナーだと考えています。

 

目次

税理士と研修

税理士は登録すると一年間で36時間の研修受講義務が課されます。今年から36時間に到達していないと氏名が公表される(10月ごろ?)とのこと。

 

そもそも誰が見るんだ?という疑問があるのはあるのですが、プレッシャーをかけるという意味では効果的かもしれません。

 

この税理士が受けるべき研修はもちろん税法に関する内容がメインで、税理士会が指定している(または自己申請)研修を受けて、専用Webページで登録する必要があります。あとは現地で受講したら受講記録を取ってもらえます。

 

ぼくであれば現場に行って研修を受けることができますし、オンライン上で研修動画がアップされているのでそれを受講してWebで申請することができます。

ただ、高齢な業界である税理士業界で研修受講システムを使いこなせる先生方がはたしてシステムを使いこなせているのか?というのは少し疑問であり、なんとなく気の毒な面もあります。

 

それはさておき、税理士というのは毎年の税制改正もさることながら、日々進歩する会計や経理のシステムなどの知識をアップロードし続けいることが必要、という主旨はぼくもよく理解できます。

 

税理士は知識をお客さんに提供するお仕事ですから、そこがおろそかになると商品=知識が陳腐化してしまいます。そうすると税理士としての自分の価値というのも急激に下がってしまうわけです。

 

税理士試験が終わると勉強しなくてイイと思っている受験生がいるかもしれませんが、試験勉強が終わっただけで勉強は税理士である限り続きます。

 

合格するというプレッシャーが欲しければ違う資格にチャレンジするのも一つです。本を読むこと、セミナーを受けること、実際に業務にあたってみること、勉強の仕方は様々でしょう。

 

読書それ自体もぼくは好きですが、ひとの話を聞きに行くセミナーに参加するのも好きです。

興味があれば税理士会指定のセミナーであるかにかかわらず、どんどんいろんなトークイベントやセミナーに行くというのが今年のぼくのテーマでもあります。

 

それで昨日、面白そうなひとがお話してくださるトークイベントに参加してきたわけです。

 

セミナーのお知らせ

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セミナーのほうが密度が濃い理由

昨日は前田デザイン室で出版したマエボンの出版記念トークイベントに参加してきました。前田隆さんのトークを聞きに行くのがメインディッシュです。

 

前田さんは税理士ではなくデザイナーさんであり、ビジネスパーソンでもあります。

イロイロなお話が聞けてとても興味深く、またご本人の口から「失敗から学んだこと」「後悔していること」などの率直なお話しぶりが非常に好感が持てました。

 

前田さんは前田デザイン室というオンラインサロンを運営しており、現場で売っているTシャツをお買い上げするとオンラインサロンに体験入会できるとのことで、オンラインサロンに興味があったので思わず買ってしまいました。

そして今、そのTシャツを着ながらブログを書いています。

Tシャツ

[memo title=”MEMO”]最大サイズがLサイズで焦りました(笑)

というのも普段はユニクロでXLサイズを着てジャストサイズぐらいなので。

ガリガリガリ〇ソンみたいにピチピチになったらどうしようかとドキドキしましたが、ジャストサイズで安心しました。

来月からオンラインサロンの見学が楽しみです。(未知の体験なので)[/memo]

 

本はあちら側から基本的には文字で情報が提供されます。オーディオブックの場合には耳で本を読みますが。

セミナーの場合は、映像(=話者の姿とスライド)と音声(=話者の声)で情報が提供されます。

 

本とセミナーが仮にまったく同じことを伝えていても、受け取り方法の違い=文字、映像、音声で全く受け取れる、感じ取れる内容が異なる場合があるとぼくは思っています。

 

本やSNSには発信できない話を聞けるというのもセミナーやトークイベントに参加する醍醐味です。

 

本では伝えきれない話をセミナーで聴けるというのは体験としての密度で言うとセミナーに軍配が上がるでしょう。

 

またセミナーに参加するときはオンラインでなければ基本的に会場に行く必要があります。会場には話を聞きたい同じ目的を持った人が集まっていますから、その分ライブ感というのが自然と発生します。

 

同じ場所で笑い、うなずき、共感しというのは本をひとりで読んでいるとなかなかできない体験です。前向きなポジティブな場所を体験するという意味でも密度は濃いです。

 

さいごに今回のトークテーマは「後悔しない生き方」でした。

帰りの電車で今のぼくにとって後悔しない生き方はできているのかな?と思った時、改めて独立する体験は後悔しないための選択だったと振り返って思いました。

 

もし独立しなかったら20年後、30年後、又は死ぬときにあの時独立してたらどんな生き方ができたのかなと感じてしまう自分がいたかもしれない。

 

なかなか後悔しない生き方を実践することは難しいかもしれませんが、一度しかない人生ですから、あの時あれをすればよかった、というのは今からできるだけ少なくしたいなと。

まとめ

税理士がいないところに行く、セミナーを受けるというのは自分自身の狭い知見・視野を広げるためにも大切なことじゃないかと思っています。

今後もいいお話が聞けるところにサッと出向けるような仕事の仕方も考えていく必要がありますね。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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