独立に年齢は関係ない。いまが一番若いから。

タイミングは自分で作る

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おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

昨日こんなつぶやきをしました。

税理士さんのTwitterアカウントで生まれ年のことについて盛り上がっていて、活発にTwitterをされているフォローしている方が1982年生まれの方が多いことが判明しました。

独立したいひとから時折相談を受けるので、独立する年齢やタイミングについて考えていることを掘り下げてみます。

 

目次

早すぎる独立はないと思っている

そもそも自分自身が業界においては若手と言われる部類に入るのは理解していましたが、その中でも若いんだな、若造なんだなと。もっと言うとやっぱり若ハゲなんだなと現実を突きつけられた次第です(笑)

 

それはさておき、ぼく自身のTwitterで知り合いの税理士さんでも、リアルで知り合いの税理士さんでも、独立していて自分より若い方、同い年を含めてもあまりいません。実際にお目にかかった方で数えると両手に収まるぐらいです。

 

Twitterでも年上の方が圧倒的に多いんですがそれは税理士業界に限ってのことです。

業界の外に目を向けるともっともっと若くして経営者として頑張っておられる方はたくさんいますし、いわゆるフリーランスで活躍されている方も同世代以下の方でたくさんいます。

 

こと業界平均年齢が日本の縮図以上に高齢な税理士業界においては、「独立が早すぎるんじゃないか」と言われることもぼく自身はしばしばあって。実際独立するときに前の事務所でも似たようなことを言われました。

 

ぼくの場合は老け顔なので年齢と顔の印象が違います。年齢を言うとたいがい、顔からイメージする年齢と実際の年齢、税理士としてイメージしている年齢と実際の年齢、このギャップのダブルパンチでかなり驚かれます(笑)

 

でも資格としては税理士という資格を有しているわけですし、2年の実務経験や場合によってはもっと長年にわたるご奉公もあるでしょう。いつでもやろうと思えば独立できるわけです。

 

ぼくは「独立が早すぎるんじゃないか」と言われたら、いつもこう思うようにしています。

「あぁ、このひとはぼくのことが羨ましいんだな。自分がやれないorやれなかったことをされて」と。

 

独立するのが働き方において正解かどうかは本人次第ですが、少なくとも独立したいなと思うのであればしてみればいいのかなと。

 

外からは早く見えても、独立したい自分にとっては今のこのタイミングが一番早いんですから時間をどう使うかは自分次第です。

 

ではどんなタイミングで独立するのがいいのか、最適なタイミングはあるでしょうか?

 

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最適な独立のタイミングはある?

よくあるのが、おカネの問題、コネの問題です。

 

おカネの問題

独立開業にあたりおカネは多少なりとも必要です。

 

自宅開業して固定費を抑えてもパソコンやらなんやらで、他の業種(例えば飲食店や小売業)と比べると少ないかもしれませんが必要なおカネはあります。

 

後述するコネの問題が解消されない場合には、当面の生活資金も必要です。

 

よく耳にするのがおカネが貯まったら独立したいということ。確かにぼくも少しは蓄えて独立しましたが、基本的には事業関係については借り入れをしています。

 

税理士事務所でガッツリ稼いでもなかなか自分が安心できる金額までおカネを貯めるのは難しい面もあります。

税理士試験の受験だけでも年間20万円ぐらいは軽く飛んでいきますし、勤務しながら税理士試験の勉強をして副業をするというのは時間的制約も大きく難しいでしょう。

 

こんな言い方をすると角が立つかもしれませんが税理士士事務所の給与水準はあまり高くないです、いやむしろ低いぐらいです。

 

自分自身が安心できるまでおカネを貯めようと思うと相当に時間がかかるでしょう。ご家族さんの構成や事情など様々な要因が絡んで、自分が安心できる金額は決まるかとは思いますが。

 

自分自身が安心できる金額を貯めるまで今の職場で独立したい気持ちを抑えられるか、時間を過ごすことはできるかは考えたほうがいいかなと。

独立に際しては必ず不安はつきまといます。おカネのことが一番大きいですが、借入で済ませられるならそれもアリだとぼくは思いますがいかがでしょうか。

 

コネの問題

コネの問題、いわゆる顧問先を持って出られるか独立できるか、ということです。

 

今お勤めの事務所の方針に大きく影響される部分です。

おおらかな所長先生ですと、花を持たせるではないですが顧問先をセットしてくださるケースもあります。

 

ただコネがないと独立できないかというとそうではなく、ぼくのようにいわゆるゼロベースでスタートする税理士もいます。

 

ゼロベースでスタートすることに対して不安がないかとよく聞かれるのですが、当たり前ですが不安です。

そりゃ多少の売上の見込みがあって、たとえ収支がトントンでもそれだけでも安心だと思います。

 

ぼくも未だに通帳を見て言葉が出ないタイミングもありますし、この状況をいかに打開するか常に考えています。

 

例えコネができても連れて出られるかとはまた別の問題かなと思いますし、場合によっては持って出られることを許容してくれる税理士事務所で、営業などを学んで独立するというのもアリかなと今にして思います。遅すぎた(笑)

 

独立するタイミングは覚悟ができたとき

おカネのこともコネのことも不安は常に付きまといます。

 

不安なことは多分いつまでたっても解消されないかもしれませんが、そことうまく付き合っていけるかどうかも重要です。

 

じゃあいつになったら独立できるのかというと、ぼくの場合は覚悟ができたときだったかなと。

 

ぼくはもし税理士業で生活できなければアルバイトもじさない考えですし、何ならそれをバネにしてやろうと思っています。

もっというと自分の事業について何が何でもやり通すという覚悟だけは持って独立しました。

 

おカネもコネもないぼくにはそれしか持って出られるものがなかったんですね。

これは負け惜しみになるかもしれませんが、独立が早すぎるという人や独立することをよく思ってくれなかったひとたちに対しては、「いまに見とけよ」という思いしかありません。

 

覚悟がないと独立できないというワケではないでしょうが、おカネもコネもない場合にはせめてそれは持っておきたいなというのがぼくの気持ちです。

 

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まとめ

年齢に関係なく独立したいときが独立するタイミングかなと。

時々相談を受けてもやはりいろんなことでネックになる場合も多く、事務所の辞め方だったり営業の仕方だったり悩みは尽きないでしょう。

不安なことに気持ちがフォーカスしてしまうとやはり足が出なくなります。忘れるわけではないですが一旦横に置いておいて、自分一番ネックに感じることをもし独立したいなら考えてみてはどうでしょうか。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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