独立前にブログを始めることのメリット・デメリット

パソコン一つで世界を広げる

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おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

ぼく自身は独立前からおよそ1年2ヶ月ブログを続けていざ独立をしました。ぼくの周りでも先輩方でブログをやっている方はいらっしゃいますが、独立前からやっている人はあまりいないかなと。

思い立ったらやってみるタイプではありますが、やってみたことがいまだに続けられています。独立前はtakasago名義(ペンネームのようなもの)でやっていました。

独立前からブログをやることのメリット・デメリットをお伝えします。

 

目次

独立前からブログをやることのメリット

独立前の2017年11月11日にブログを開始して、翌年末の2018年12月31日まで勤務税理士として働いていました。

2019年1月1日に独立しましたので、およそ1年2か月ほど独立前にブログをやっていた形になります。

 

独立前からブログをやっていて独立後も継続している方(定期的に更新している方)というのはぼくの周りではほとんど知りません。

名古屋の松野さん岐阜の細野さんはぼくが実際にお目にかかったことがあるかたで独立前からブログをして独立後も継続しておられます。

 

ブログを継続することのハードルはぼく自身もよく感じるところですが、独立前からやっているとなると本当に限られるかなと。

独立前からブログをやることのメリットがいくつかあります。もちろんデメリットもあると思っています。

 

まずはメリットから。

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  • Web(WordPress)への慣れが得られる
  • アウトプットの習慣を得られる
  • いろんな方のブログをみて世界を広げられる

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ぼく自身が感じるメリットのうち大きなもの3つを挙げておきたいと思います。

 

Web(WordPress)への慣れが得られる

これは独立後にWebでも営業したいなと考えている方には大きなメリットかなと思います。

 

現状、税理士としてお仕事をしておられる方の多くがWordPressでのWebサイト運営というのに全く経験がなく慣れていない方が多いです。

いきなり、独立してすぐに事務所のHPが作れるわけではなく、多少なりとも経験値が必要です。

 

実際、ぼく自身もWordPressでのブログ運営の経験があったので、自分でWordPressでの事務所HPを作ろうという気持ちを持てて実際に作業ができました。独立と同時に事務所HPをオープンすることができましたのはこの慣れと変な自信が大きかったように思います。

自分でやってみたいという方は早めに取り組むという意味でもWordPressでブログ運営はいい経験になります。

 

外部の業者さんに事務所HPを頼んでみるというのもひとつ選択肢としてありますが、自分でやってみることのメリットもあります。

それはまたの機会にお伝えするとして、WordPressへの慣れがない状態で事務所HPを作っていたと想像したら相当に時間がかかったんではないかと思います。

 

Webで営業をしたい(自分で事務所HPを作りたい)という方はブログ運営で慣れておくというのはオススメです。

 

自分のメディア(発信媒体など)のことをオウンドメディアと呼んだりしますが、自分で発信するコトの大切さは独立後には特によく感じています。

 

アウトプットの習慣を得られる

アウトプットと書くと大げさに感じるかもしれませんが、アウトプットとインプットはセットとぼくは考えています。

 

アウトプット=出力であり、書いたり話したり、何かを伝えることも含まれます。

インプット=入力であり、本を読んだり調べ物をしたり、何かを体験することが含まれます。

 

このアウトプットの習慣というのは独立時にあったほうがよいなと考えています。

なぜか。

 

それは独立後は営業を自分でやっていく必要が多少なりともあるのですが、アウトプットできないとお客さんやご依頼をいただけそうかなという方に自分の考えなどが届かない可能性があるからです。

 

税理士は7万人以上いるわけですがその中から選んでもらう必要があって、何を伝えることができるかはとても大事です。

自分の考えやスタンスを日ごろから出しておかないと、いざお客さんにお目にかかったときに軸がブレブレになる可能性はあります。

 

人と話すのが苦手という場合には余計にアウトプットを意識したほうがいいでしょう。自分に合うアウトプットのスタイルを見つけることが必要です。

人と会ってお話することを通じて営業できるならそれもいいですが、Webでもやりたいなと思うのであればWebでアウトプットする=ブログを書くという習慣が必要です。

 

独立後の営業のスタイルを模索しつつ、自分に合ったアウトプットの習慣を探してみましょう。インプットも自然と自分に合うモノ(音声なのか、動画なのか、文字なのか、など)、しっくりくるスタイルが見つかるかなと。

 

いろんな方のブログを見て世界を広げられる

ブログを始めるとほかの方のブログを見る機会は圧倒的に増えます。

 

もちろん記事をパクってはいけませんが、何かインスピレーションを得たり、発信している内容を学ぶこともあるでしょう。

その繰り返しで自分のスタイルを考えていく必要があります。

 

良いところは取り入れて悪いところは反面教師にして、というのは大事です。

 

税理士事務所に勤めていると程度の差はあれど、外の世界=ほかの税理士さんがどういう形で営業なり事業をしているのか、というのは知る機会が少ないと思います。

閉鎖的な税理士事務所は本当に閉鎖的です。

 

自分でブログをやっている税理士さんは自分の目指す姿のよいお手本になる可能性があって、そういうことは税理士事務所の狭い世界でやっていてもなかなか見つからない可能性はあります。独立したいならなおさら、です。

外の世界に目を向けるキッカケとしてブログを始めると、インプットという意味でも良いと考えています。

 

他にメリットとしては

[list class=”li-niku”]

  • パソコン一つでできる=大きな元手がいらない
  • SEOを学ぶきっかけができる
  • 独立後の売上分散
  • 時間の使い方を考えるようになる
  • インプットがより効果的になる

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などあるのですが、実践してみるとより実感できると思います。

 

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反対にデメリット

メリットばかりをお伝えすると、ホントかな?と感じる方もいらっしゃるでしょう。デメリットもお伝えしておきます。

 

独立前にブログをやるデメリットで大きなものをピックアップしておくと

[list class=”li-check”]

  • 読まれ始めるのに時間がかかる
  • 自由な時間が減る
  • モチベーションが上がりづらい

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です。一つずつ解説していきます。

 

読まれ始めるのに時間がかかる

ぼくの場合は匿名(takasago名義)でひっそりと職場はもとより知り合いなど誰にも伝えずにブログを始めました。

 

独立するためというわけでもなく、続けられるかどうかも分からず、職場にもバレたくないという思いがあったからです。(結果的には良かったかなと思っています)

 

ただ、読んでもらう方法について(SEOという意味と知り合いにブログをやっていることを言わないという意味)はあまりお勧めではなく、読んでもらわないと後述するモチベーションにも大きくかかわります。

 

ぼくはあまり当初は気になっていませんでしたがさすがに半年ぐらい続けたころから、こんなにも読まれないモノなのかと少し不安になっていました。

去年の6月ごろから少しずつPV(ページビュー、閲覧数)も増えてきて、検索流入といういわゆるYahooやGoogle、Beingなどの検索ツールからのサイト訪問も徐々に増えてきました。

 

読まれ始めるまでに時間がある程度かかるのでそこまでは継続していく必要があって、やはり途中でやめてしまう方も多いです。まずは読まれることもそうですが継続することに重きをおいたほうがイイでしょう。

少なくとも3ヶ月は辛抱強くといいますが、ぼくの場合は前述のとおりPVがじわじわくるまで普通に1,000PV/月以下だったので、速く読まれるようになろうと思うと工夫は必要です。

 

いまであればTwitterやそのほかのSNSも使って検索流入だけに頼らないブログを読んでもらう工夫を取り入れるでしょう。当時はTwitterもほとんどやっていませんでしたので。

 

継続することに重きを置いて文章量が少なすぎ、例えば1,000文字以下だとSEO的にも少し厳しい可能性はあります。分量をある程度書きつつ、読んでよかったと思ってもらえるように書くというバランスが必要です。

このあたりは続けていくと自然と文字数は書けるようになるというのがぼくの実感です。

 

自由な時間が減る

ブログを書くのにどれくらい時間がかかりますか?と聞かれることがあります。

 

書くテーマや分量にもよるのですが大まかに見ても2時間はかかっています。これは今の時点の話ですから、書き始めた当初は3時間ぐらいは普通にかかっていました。

 

勤務しながらでしたので、仕事が終わってから、朝早く起きてブログを書く生活を長く続けていたのですが、自分の自由な時間というのは当然少なくなってしまいます。

 

独立した今はブログを書くことも仕事の一部としてぼく自身は認識できていますが、勤務時代はそうではないのでやはり自由な時間が減ったなぁと感じていました。

他にやりたいことがたくさんある、ということだと時間が足りないことはすぐに気が付くと思います。

 

ぼくの場合は税理士試験が終わって(税理士試験の合格は2016年12月で登録が2月)チョットしてからブログを始めたので、試験ロスのような感じで時間は有り余っていましたがそれでも時間ないなと感じることも多かったです。

 

趣味は税理士試験で多くを犠牲にしてきたので、税理士試験が終わった瞬間にはやりたい趣味などはほとんどなく、そういう意味では不器用だったのかなと。税理士試験をしっかりと続けつつ、趣味のことをしたり他に打ち込めることがある方は器用だなと当時凄く感じていました。(この話はまたの機会にでも)

 

勤務前からブログを始めるということであればある程度の時間的制約があるのでそこは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

モチベーションが上がりづらい

そんなに読まれてなくてよくモチベーションが続きましたねとよく言われます。

というのもブログ/独立セミナー(直近は12月21日(土)ブログ/独立セミナー@大阪)ではぼくの今までのPV変遷を詳細にお伝えしているのですが、結構みなさん「うわー」って顔してる時があります。

 

PVが低いと反比例してモチベーションは下がります。ぼくの場合はずーっと低空飛行の状態でした。

それでも続けられたのは読んでくださる方が少ないながらもいらっしゃったことと、収益を目標にしていなかったからです。

 

そりゃぼくもブログで収益が上がって、アフィリエイトでじゃぶじゃぶになりたい、と思うことも正直ありましたが、今はブログそのものからの収益というのはあまり意識していません。

ここがモチベーションの源になってしまうとPV増えない→収益上がらない→モチベーション下がる→ブログをやる意味を考える→結果ブログやめる、にあっという間に到達できてしまいます。

 

この流れにおける収益上がらないをまずは消してみることを考えていて、モチベーションはそこじゃないほうがいいよなと。

 

モチベーションって波があるものだとぼくは考えているので、低くても続く仕組みを作っておくのが大切です。やはり習慣化しておくのが鍵になりますし、ブログを続けたその先になにを得たいのか、どういう目的でやるのかは最初になんとなくでよいので考えておきましょう。

 

いまでもブログを書こうとするとやる気がない状態というのは時折訪れますが、習慣になっているのでとりあえず書き始めることもあります。長くやっていてもそんなもんなので、あまりモチベーション・やる気に左右されないほうがラクです。

自分なりにブログをやる目的を決めて、習慣化しておくことが大切です。

 

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まとめ

独立前からブログをやることについて、メリット・デメリットをまとめてみました。

ぼく自身はもう一度同じ選択をするかと聞かれると、するでしょうね。自分にブログが合っているという実感があり、また少なくとも読んでくださる方がいらっしゃる限り続けていくつもりです。

 

昨日の一日一新

コストコでベルギーチョコを購入

小分けになっていてウンマー(美味いの意)でした。食べ過ぎてしまいそうです。。。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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