「独立にはまだ早い」を気にしない工夫

気にしないための工夫

気にしないための工夫

おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。

独立しようと考えている士業さんが例えば上司やボスに相談した時、まだ早いんじゃないか、と言われることはしばしばあります。

ぼく自身も何度か言われましたが、気にしないように工夫をしていました。独立したいときが独立しどきかなと考えていますので参考になれば幸いです。

 

目次

独立に早いも遅いもない

ぼく自身も通ってきました退職という仕事、思えば一昨年の今頃が一番辞めたい熱が高かったように思います。

 

詳しいことはセミナーなんかでお伝えすることが多いのですが、主に組織の考え方に嫌気がさしたというかフェアじゃないと感じ始めていました。

 

いざ独立すると伝えるとまだ早いと何度言われたことか。

振り返ってみると、税理士業界に入ってきたのが29歳の時でした。そこから3年間で消費税と相続税に合格し、登録したのが事務所に入ってから2年8か月ほど。

 

2014年4月に税理士事務所に転職(税理士業界の仲間入り)

2016年12月に官報合格

2017年2月に税理士登録

2019年1月に独立

という流れでしたので、業界入りしてから4年8か月で独立しているので早いと言えば早いかもしれません。

 

けど時間が短いだけで「まだ早い」とは当時も今も思っていませんでした。

 

先日、先輩の税理士さんでお一人で仕事をしておられる方とお話する機会があったのですが「変に染まってなくていいんじゃない」と励ましてもらいました。まだ早いと言われることはよくよくあるコトなんだなと改めて感じます。

 

独立したいときに独立できるのがお互いに一番で、辞めたいと思っている職員を抱えていることほどリスキーなこともないんじゃないかとぼくなんかは思いますがどうでしょうか。

 

自分が独立したいときというのは今が一番早いわけで、明日になればもう遅いわけです。今日思っていることが実現しなければ時間というのは残酷に流れていきます。

いま、自分がどう考えているかで判断すべきで独立に早い・遅いは関係ないとぼくは考えています。

 

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いつなら独立していいのか

では、まだ早いと言われていつなら独立してよいのか。

 

ぼく自身は当時聞いてみたことが何度もあります。大概があと5年とか、いま独立しても食っていけない、という答えが大半で、そういうひとに限って独立したことがない人ばかりでした。

 

そもそも、独立については許可をもらうものでもなんでもなくて、税理士登録の時の実務経験の証明とごちゃ混ぜになっているように思います。

 

実務経験にしても、2年間ウチの事務所で働いていましたよ、という程度のもので実務経験の内容を問われるわけでもなく、事務所の教育指導内容が問われるわけでもないので、ゆるいハナシだなと。

であれば実務補修を徹底するなどすればよいだけで、他の士業であれば実務講習や指導の場というのが担保されているケースも多く、その点は税理士は特殊だなと思います。

 

所長先生によっては実務証明にサインをしないということもあるようですし、反対に気前よくサインをしてくれるところもあるでしょう。

 

いつなら独立してよいか、という許可をもらう感覚から脱する必要があります。

 

気にしない工夫

まだ早いと言われても気にしないのが一番ですが、ある程度準備しながらとか、自分でラインを決めておくとよいと思います。

 

例えば、おカネの面で考えておきたいこととしては

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  • 借り入れをしておく
  • 手許の資金がいくらになったらバイトなどをするか、しないのか
  • 固定費を減らしておく

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こういったことを考えておくことは心配事を少しずつ減らし気にしないための工夫のひとつです。

 

あとは営業の方法を考えておくことも大事です。

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  • 紹介なのか
  • 自分の足で回るのか
  • Webなのか
  • 紹介会社を使うのか

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このあたりも独立してしまえば自分次第です。

いわゆる営業活動にあたりますが、自分自身がどの方向性で行きたいかは何となく考えておいたほうが独立した後の動きとしてはスムーズになるでしょう。

 

気にしない、ということを具体的に感じるのも有効です。

ぼくの場合でいうと

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  • 既に独立している税理士さんのブログを読む
  • 独立についてのセミナーに行く
  • ブログを書く

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といったことをこまめに行っていました。

 

情報発信をしている税理士さんもいらっしゃいますし、いろんなご縁があるので、そういう方は実際問題として独立するときどんな感じだったのか、というのを知っておくというのも元気が出ますよね。

 

自分がブログを書く立場として、というよりもブログを見て励ましてもらったことがたくさんありますので、いろんな方のブログで考え方に触れるというのはとてもいいことです。

 

とくに閉鎖的な事務所にお勤めの場合、他の税理士さんと話をする機会というか考え方に触れる機会というのは圧倒的に少ないものです。

場合によっては外との交流をしないようにという事務所もあるそうです。(それだけ囲っておいてどんな目論見なのかきになるところではありますが)

 

外の世界に触れて自分の考え方を見直すキッカケにしましょう。ブログやメルマガを読む、セミナーに行く、コンサルを受ける、会いに行く、いろんな方法がありますので、能動的に動いていきたいものです。

 

ぼくじしんもそうだったのですが、独立なんかしないよねという事務所の雰囲気やムードに押されないようにしていく必要があります。

得てして税理士試験に合格した後というのはやり切った達成感もあり、考えることが億劫になりがちです。

 

税理士試験の受験生時代から独立しようと考えている場合は良いですが、ぼくのように受験生時代に自分のキャリアを考えていない場合には外の世界に触れるというのはとても大事です。

 

外の世界に触れたうえで事務所勤めを続けるのか、独立をめざすのか、そういうことを決めればよいかなと。

独立して大変じゃないですかと言われることもありますが、勤めの時とはまた違った大変さがそこにはあるものの、自分の裁量次第というのはとてもイイものだなと感じています。

 

裁量の大きな仕事を与えられて担当している場合でも、自分自身で仕事の仕方を決め報酬も決め、契約を結びコツコツやっていくというのはまた違った愉しみをぼく自身感じています。

 

独立前はもしダメなら勤めに戻るかバイトをするか、と考えていましたが、勤めに戻るという選択肢の可能性よりも今のまま仕事を続けつつバイトをすることのほうが選択肢としての可能性は高いです。

 

一度独立してしまうともう戻れないという先輩方の有難い教えを今では実感するところではあります。

まぁ独立してみないと経験できないこともたくさんあるので、そういうことにワクワクできる、ワクワクしたい、と考えている方には独立することは向いているかなと思います。

 

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まとめ

独立したい!と言葉にすると必ずいちゃもんを付けてくる人が一人か二人はいるものです。

気にしないのが一番ですが、気にしない工夫を取り入れてみてはどうでしょうか。

辞めるのをはやく言いすぎると事務所の居場所がなくなるのでそれもドライになれてよかったりもしますが。。。

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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