おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
よく若手税理士さんのTwitterを見たりお話を聞いていたりすると、仕事を紹介することを引き換えに何かを依頼される、という交換条件を出されるみたいなことがあります。
ぼく自身も何度かありますが、「仕事が全くない状態」と「お引き受けする余裕がある状態」は違いますし、交換条件って確約されていないことが多いのでそういうお話だと立ち止まるようにしています。
税理士は営業が弱くてカモにされる、そう思われていると耳にするので自分の戒めのために整理してみます。
聞かれるまで言わなくてよいこともある
ぼく自身は独立してからどれくらい、というのは聞かれるまで言わないようにしています。
そもそもの話の流れでそうなった場合には致し方ないですし、ウソをついても仕方がないのでいついつ独立です、とお答えしています。
独立してから日が浅い場合、こういった質問をしてくる意図のなかに「新人に見えるし安く引き受けてくれそうだぞ」と考えている可能性が割と高いと思っています。
独立してから日が浅いから安く引き受けるというのはそもそもおかしくて、お客さんにとってぼくが開業して間もないかどうかは関係ないです。
こちらが開業のキャンペーンか何かとして割引するのであればまだしも、値下げをしてくれと言われて「はい、喜んで」と感じる人は少ないでしょう。
提供する価値に見合った対価をいただきたいのはみな一緒です。
自分からでも「いま仕事がないんです」というのはあまり良い印象を与えることはなくて、何か理由があって仕事がないのかな?と思われる可能性もあり、そうなると安く引き受けてくれる人、というイメージがついてしまいます。
そうなるとお引き受けしたとしても、ご紹介をいただくひとも安く引き受けてくれる税理士さんがいるよ、とこうなるわけです。
目の前にぶら下げられたニンジンのために一生懸命取り組んでも、ゴールした瞬間にニンジンが消えていた、みたいなことが往々にしてあります。
要はもてあそばれているわけです。
いつ開業したとか、そういうことは事務所HPには書くようにしていてどう感じるかは相手にゆだねるようにしています。
そのうえでこちらから敢えて言わなくてもいいのかなと。
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うまい話はそうそうない
ぼく自身は去年は色んな異業種交流会にいきましたがほとんど仕事に繋がりませんでした。
むしろ保険売りませんか、不動産売りませんか、保険買いませんか、不動産買いませんか、と押しの強い営業にさらされることになります。
感じ方は人さまざまですがゴリゴリの営業マンたちからすると独立したばかりの税理士はカモがネギ背負ってやって来たように見えていたのでしょう。
うまい話はその辺にころがっているわけではない。
これは去年ぼくが強く実感した独立した後の大事なポイントのひとつでした。紹介のお仕事の場合、間にその紹介者が入ってくることが多いです。
この時点でお客様ではなく紹介者の方のほうに向かって仕事をしてしまわないか、考えておきたいところです
自分で畑を耕さないものに収穫の喜びはあたえられません。
待っているだけではダメだなと改めて感じるわけです。
まとめ
自分でなにか直接お客様とつながりやすいように仕組みを考えていく必要があります。ご紹介してくださる方に悪気があってもなくても、ぼく自身は気になってしまいます。
ぼちぼち営業活動を再開していきます。
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※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。