おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
2019年の1月に独立してもうすぐ2年が経とうとしています。独立当初はひとりでお客様もおらず身軽で気軽な税理士業のスタートでした。
ロールプレイングゲームで言うとレベル10ぐらいでしょうか。
そこから大きな世界に飛び出して、いったい何を道しるべにまた何を武器にしていけばいいのか試行錯誤の連続です。
イイなと思ったらマネしてみる
自分の型を見つけるというのはとても大変なことです。上手く軌道に乗ればいいですがそこに至るまでにも紆余曲折あったりして、自分が思うように進まないことも多々あります。
税理士試験でコリゴリだったのにまた自分で独立するといういばらの道に踏み出したわけですから、まずは自分を少し褒めてあげてもいいでしょう。
でも自分で自分をホメているだけではご依頼は来ないわけですから、何かしらトライしたいところですよね。そういう時にいい情報源になるのが先に独立している諸先輩方の動向です。
いまはブログやメルマガでいろんな方の活動をよく見聞きできますし、実際に会うことは今は難しいかもしれませんが個別コンサルティングをしている税理士さんもいます。
独立関係の書籍を出している方も多いですし、営業に関する本を出している税理士さんもいますので、まずは情報を集めてみてもし良さそうならマネしてみてはどうでしょうか?
ぼくもWebでの営業活動、ブログを書いて人柄を知ってもらう、結局ご依頼をいただくのは相性だ、という点などは随分とほかの方の情報を参考にしました。
最初のうちは試行錯誤、そんなつもりで始めて、いろんなことを経験しますのでそれをフィードバックして修正していけばいいとぼくは考えていますし、実際いまでもそういう風にしています。
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他人から見てどう感じてもらえるか
自分の強みや違いを出そうと思うと一人で悶々と考えてしまいがちですが、他人から見てどう感じてもらえるか、というのは意識しておきたい点です。
難しい税務に精通したいというのは税理士であれば感じることではありますが、かならずしもお客様になるひとがそれを求めているわけではないでしょう。
ぼくはお客様からご依頼をいただいたときには「もしよければ」という形でご依頼に至った経緯をお伺いするようにしています。自分で考えていなかったことが決め手になっていることも多いです。
この2年ほどで言われたことは以下のようなことです。
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- ホームページで顔が見れた
- チョットしたことを聞いても怒ったりしなさそう
- 話しやすそう
- スポット相談がリーズナブル
- 考え方に共感した(ブログや事務所ホームページに記載)
- 価格が明確
- オンライン対応してくれた
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こういったことは税務とは直接関係がないわけですが決め手になっています。
得意としている税務で違いを出すというのはやはり相当大変ですし、独立するまでの経験に左右される部分もあります。そういう点よりもむしろどう見られているか、どう見られたいか、という点を意識するようにしています。
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相性の探り方
お客様との相性というのは探りにくいものです。
先日、クラウド会計のソフト会社から税理士をお探しの方がいますという問い合わせの通知がありました。そこには事業を始めていることだけはかろうじてわかるものの、どういうことを具体的にしているのか、どういうご要望なのかが全く読み取れませんでした。
自由記入欄もあるのですが何も書かれていないとこちらで判断の仕様がありません。
独立前にこういったことの経験がなかったり、今とてもお仕事が少ない状況だとどんなご依頼でもお引き受けしたくなるでしょう。独立してしばらくの間はぼくもそうでしたが、焦っても仕方がありません。
自分の考え方を理解していただきマッチして共感してくださる方が最終的にはお仕事の相手として残っていきますので、焦らずしっかりと見極めましょう。
言動や連絡の仕方などにも感じることがあるでしょうし、選ばれることも選ぶことも大切です。自分の感覚を磨いていきましょう。
何より相性が悪いと思ってお引き受けするとお互いにハッピーになれませんので。
[box class=”box32″ title=”コンプレックスを武器にする本”]
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まとめ
お仕事のご依頼を受ける、ご紹介を受けるとすべてについてハイ!とお答えしたくなるものですが、最近は少し立ち止まって考えるようになりました。
相性が良さそうか、本当にこれで大丈夫か、自問自答の日々ですし、そんなときに自分の武器ってなんなんだろうなと改めて感じます。
もし記事を読んで「役に立った!」「おもしろかった!」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。
下のリンクを踏んでからお買い物していただくと、ぼくにジュース代ほどが入ります、もっと嬉しい。
※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。