おはようございます、京都の若ハゲ税理士ジンノです。
独立して自分の事務所ホームページを作ったらサービスメニューと料金表をオープンにすることをぼくはオススメしています。
この料金表を決めるのも一苦労なのですが、そのあとに待っているのがメンテナンス。つまり価格改定をすること。
自分のビジネスの状況も変わっていきますし価格改定をするのは必要なことです。価格改定のしかたを考えてみます。
価格改定にあたって断りを入れるか
今年に入ってから独立している税理士さん、独立しようとしている方と話をしていて値付けの話をよく相談されます。
値付けの難しさはぼく自身も独立してからよく感じるところではあります。
なにせ事業主としてサービスを提供するのが初めてですし手探りのことが多いので悩むことは独立後はよくあることです。
最終的には自信をもって価格表を出すことになりましたがしばらくして「価格改訂したほうがいいのでは」と思いはじめます。
いろんなキッカケがあるものですがぼくが一番最初に価格改定したのは2019年10月です。
このときは消費税率が10%になるということでこの時に少し価格については手を入れています。価格をあげるものもあればさげるものもあって、という感じです。
スポット相談は少し値上げをして、月次顧問については少し下げました。
問い合わせが多い、お申込みが多いものについては少し上げてご依頼が少ないものについては少し下げるということをしました。
このときはお断りとかは全く入れずにしれっとやっています。
続いては年が明けて2020年4月にもう一度価格改定しました。このときはメニュー自体に少し手を入れています。削ったり増やしたりという感じです。
このときもお断りとかは全く入れずにやっています。
最近も消費税の総額表示規定に沿うために消費税込みに変えるメニューがあったので手を入れました。もともとわかりやすいほうがいいかと思っていたので基本的には税込表示しています。
全部の改定で価格改定の断りを入れていません。
今年に入ってから「価格改定に際して断りを入れたほうがいいか」と聞かれることが何度かあったのですが、ぼくは特に必要ないのではないかと思っています。
というのもほかのサービスで価格が変わっていたら受けないかと言うと受けるものもあれば受けないものもあります。
受けないものを考えると結局値段で選んでしまっていることもありますし、どこかのサービスの値段が変わったことについてクレームを入れるかと言うと入れないかなと。
もし自分が以前と価格が違うことについて何か言われたら他をあたってくださいというのが率直なところです。
結局自分のサービスも価格で選ばれていたことになります。
こちらが価格を決めることにとやかく言われることもないですし、コンビニの商品の価格が高くなっていて文句を言う人はあまりいないと思いますがそう思うならほかをあたってもらえればよいだけです。
幸いいまのところ価格改定はちょこちょこ行っていますが何も言われていません。
そうはいっても心配な人もいらっしゃるでしょうし、今までに利用してもらった方すべてに通知するわけにもいきません。
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価格改定も試行錯誤の連続
最初の値付けも難しいとぼくは感じていました。
いろんな税理士さんのホームページを参考にしながら最終的には「この価格でご依頼をいただけたら嬉しい」と思える価格にしました。
ゼロベースでの独立でしたので食べれるようになっていくまで時間がかかるだろうという覚悟もありました。むしろその覚悟だけで独立したようなものです。
価格設定が安いと自分の首を絞めてしまう可能性もあるわけですのでより慎重に考えたくなりますが、それでもオープンにすると決めたのであればひとまずやってみることがなによりです。
というのももし失敗したとしてもそこから得られることを次につなげることができます。
独立した後の不安は行動することと、その行動した後に結果を待つその時間の経過だけが和らげてくれます。正解がないことに答えを出そうとしているわけですから。
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まとめ
価格を決めること、それを運用すること、メンテナンスすること、とても難しく感じますが楽しめる工夫をしていきたいなと。
今後独立してやっていくうえではずっとついて回ることですし。
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下のリンクを踏んでからお買い物していただくと、ぼくにジュース代ほどが入ります、もっと嬉しい。
※カツラなど目につくやもしれませんが、もし買っていただいたらかぶります。