税理士事務所を辞める良いタイミングはあるのか、考えてみた

ドアノブ

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おはようございます、京都のひとり税理士ジンノです。

先日から税理士のツイッター界隈で税理士事務所を退職するにあたり、代表税理士からこんなことを言われました、的なお話が賑わっています。

自分自身はどうだったかなと思い見返してみると、結構遠慮なく(笑)ぼく自身もツイートしていてなおかつ、ブログ記事にしていました。

所属税理士から開業税理士に鞍替えするつもりの方、税理士の実務経験2年が経過してボスから証明をもらうタイミングの方、それぞれいらっしゃるかなと思います。

ボスとの関係は所属税理士・有資格者にとっては非常に悩ましいものです。

年明けに独立してほんの少しだけ先に進んでいるぼくから、メッセージを送りたいと思います。

 

目次

ある若ハゲの場合

ご存知でない方もいらっしゃると思いますので、ある若ハゲが税理士事務所に転職してから辞めるまでを時系列で整理しておきましょう。

 

2014年4月に税理士事務所に転職(簿財法もち)

2014年の試験で消費税法合格

2015年の試験で相続税法Aランク

2016年の試験で相続税法合格

2017年2月に登録

2017年11月からブログ開始

2018年2月猛烈に辞めたくなる

2018年8月に退職の意向を伝える

2018年9月から胃痛が始まる

2018年12月退職

2019年1月独立 胃痛が治る

とまあざっくりでこんな感じです。

 

辞めることを伝えようと四苦八苦していた頃のツイッターはこちらです(笑)

 

普段は比較的あっさりしているボスだったので非常に面食らったのが良い思い出です。

ていうかめっちゃ怒ってたし。

 

それを受けての翌日のブログ記事。もうめっちゃブーブー言ってます(笑)

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結果は△、プロセスは◎、退職という仕事。 おはようございます、京都の所属税理士takasago(@co_develop)です。 昨年からブログを始めて「退職という仕事」を徐々にこなしてきたわけですが、 昨日いよいよでボス...

 

こんなこと言われたぜチクショーっていうブログ記事です。ここまでくるともはや文句タレゾウですね、ハイ。

いまだにこの記事のことは当たり前ですが言ってません(笑)

 

具体的にこんなことがあったからメチャクチャ辞めたくなった、というのはブログ/独立セミナーでお伝えします。

ブログに書けないこともありますのでね(笑)

 

今思うとぼくの場合は事業部にひとりの税理士でしたし、相続の仕事がこれからバンバン増えそうだぞ、という雰囲気もありました。

 

なおかつ、ぼくは独立したいということを職場では微塵も醸していませんでしたし、感じさせてもいなかったと思います。

ボスにとっても寝耳に水だったでしょう。

 

だからと言って事前に根回ししておいたほうが良いかというと、そういうことが通ずる相手かどうかの見極めも正直難しいかなと。

 

例えば就職の際に資格を取ったら独立も考えたいとチラッと言ってみて反応を見るなり、資格を取ったら大きな独り言で「あー今後のキャリアどうしよっかなぁ〜」と言ってみたり(笑)

 

独立することに対してボスがどう感じているのか、というのは早めに押さえておくほうがスムーズはスムーズでしょう。

裏表がある場合もあるのでそこを頼りにしてはいけませんが。

 

ぼくの場合はあっさりええよと言われるかと思ったら、そうではなかったので。

 

これはぼくの個人的な考えなんですが、税理士雇うならそれぐらいは想定しておいてほしいものです。

 

別にお客さんくださいって言ってるわけじゃないんだし。そりゃついてきてくれたら嬉しいけど。

 

その上でどうするか考えるのならまだしも、辞めると言った職員に対してそんな態度であれば、みんな見てるのになぁとぼくなら思います。

 

辞めると言ってからが比較的長く5ヶ月ありましたので、強靭に見えるぼくでも胃痛になりました(笑)

これが独立すると自然と治ったから驚きです。アンビリーバボです。

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独立する良いタイミングはあるのか

さて、ぼくの場合は反省点もありますが、これから独立したい、と考えている方にとって独立するのに良いタイミングはあるのか考えてみましょう。

 

登録のタイミング

個人的には一番辞めやすいかなと思います。

 

だってこう言えるから、資格取れたんで辞めますって。

 

あそうだね、って言われるかもしれませんし、登録したばっかりなんだからまだ早い、と言われるかもしれない。

こればっかりはわかりませんので言ってみるのも一つです。

 

ここでめっちゃキレられたり、奉公の話が少しでも出るなら、独立資金を貯める、また経験を積むために条件の良いところに転職するのはぼくはアリだと思います。

 

お金がたまったタイミング

税理士登録すると手当が出る可能性はあるでしょう。

ぼくが勤めていた事務所では手当が結構ドンと出ていました。

 

とはいえ小規模な事務所だとお給料かわりませーん、ということもザラかなと。

試験に合格しても昨日と何が違うの?と言われることもあったり、資格なんか意味ないと資格取ってるヤツに言われることもあるぐらいなので、お給料には期待感が薄いですよね。

 

せっかく税理士になっても少ないお給料では開業資金は貯まらないかなと。

ぼく自身は賞与をもらってから辞めたかったので、12月末退職を選択しました。

 

その辺りも戦略といえば戦略かなと。

 

そもそも税理士試験の受験にはおカネがかかります。年で20万円ぐらいは普通にかかる。

ぼくも12月の賞与で税理士試験の専門学校費用をあてがっていました。

 

辞めたくなったタイミング

もはやこれしかないか、辞めたい時が辞めどき。

 

精神衛生上も辞めたくなってから仕事を続けるのってとっても辛い。

何を隠そうぼくも生まれて初めて胃痛を発症しました(笑)

 

今となっては笑い話ですが、去年は精神的にもかなりキツかったのを覚えています。

 

辞めたくなって色々と準備ができていれば良いですが、ぼくの場合は受験生時代はなーんにも考えずに受験していて、資格を取った後のことを全く考えていませんでした。

 

今から登録したり受験生時代から目指すものがあるのであれば、ゆっくりと準備するのはとても良いと思います。

やっぱり付いてきてくれるお客さんがいたり、見込みがあるだけで独立後の安心感は全く違います。

 

相手あっての辞め方でもあるので、ある程度戦略はあっても良いのかなと。ぼくの場合は全くなかったので、なんとかなるしなんとかする、そういう気持ちでいました。

 

資格登録のための証明がもらえないのであれば税理士会に相談しましょう。善処してくれる可能性があります。

 

また、所属税理士の方が独立する場合には、もし独立に失敗しても死なない、どこかで仕事ができるだろう、そう思っておくと心の平穏が少しは取り戻せます。

 

ボスの考え方はこちらで何ともなりません。

これはぼくの以前からのスタンスですが、こちらで何ともならないことで悩まない、ということです。

 

誰かが見ていますから、大丈夫です。

 

見込みがなかったぼくでも今こうして一応ブログを書いて毎日を過ごせています。おカネの心配はもちろんありますが、死にはしない、そう思っています。

 

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まとめ

参考になったかどうか分かりませんが、ぼくの場合を少しお伝えしました。

まぁ死にゃーせんだろ、そう思ってはいます。

 

そしてぼく自身は好き放題言われた方なので、今に見とけよ、って思ってます。

それが良い意味でエネルギーにもなっています。

 

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この記事を書いた人

ひとり税理士として独立開業した京都在住の税理士です。ひとり税理士としてチャレンジしていること、考えていることなどを発信していきます。

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